男は機械が故障するとちょっとうれしい?  2002年9月9日

 いままで使っていた機械が故障するのは困ったものである。仮にパソコンの
故障でデータが読み出せなくなったら最悪である。バッアップを取るようにあれ
ほどいわれていたのにアレッと思ったときは時すでに遅し!

 しかしながら比較的実害の少ない趣味的な機械が壊れた時は男はちょっと
うれしいのである。なぜなら最新型機に買い換える大義名分がそろうのからである。

 たとえぱ、家庭の中に数台のパソコン、数台のカメラ、数台のオーディオ機器が
あったとき、同じものが何台もあるのことに女はご理解いただけないのである。

「どうしていくつもあるの?1台あればいいでしょ!」それぞれの機器の違いを
分かりやすく説明したところで元々聞く耳を持たないことはわかっているから
説明はしない。それよりも故障して動かないことがはっきりとした説得力を持つ。

 場合によっては軽微な故障でも、故障状況を誇張することもある。事実を
歪曲して報告し予算を引っ張るのは最近の企業スキャンダルと根はおなじである。

 頭のいい男はデザインの似たモデルをカミさんが留守のすきにまったく同じ
場所にすり替えて設置、段ボールなどの証拠品はただちに処分。何食わぬ
顔で昨日と同じふりをすることもある。女はそれが分からないはずがない。
知ってて知らぬふりをするのも武士の情け、いや女の情けとでもいうのだろう。

 いま使ってるWin95時代のパソコン早く壊れないかなと祈ってないでしょうか。