2005年8月2日 命がけなんて、軽々しく言わないで

 政治家は口癖のように、「命がけで」という言葉を軽々しく使う。
私たちはこの政治家の「命がけ」という言葉は「一生懸命」程度に割り引いて解釈することに慣れている。
 でも今回は、本当に命をかけちゃった。嗚呼・・・・ 

 世の中に命をかけなきゃならないほどの大問題はない。

「相田みつを」風に言わせてもらえば

 たかが政治じゃないか
 たかが仕事じゃないか
 たかが教育じゃないか
 たかがお金じゃないか
 たかがイデオロギーじゃないか
 たかが恋じゃないか

一生懸命やるけれど、命がけはまっぴらごめん。
だってせっかく生きてるんだもん。
 どんなに恥をかいても、名誉を失っても、生きてることが
一番大事。

 K1選手でも怪我をすれば、試合は休む、死ぬまではやらない。
もちろん、だれも死ぬまでまでやれとは言わない。

 色々な問題で、肉体的に精神的に苦しいときもあるだろう。
でも、この平和な日本では、多少ゆるくて甘いといわれるところも
あるだろう。それに甘んじてほっと一息入れるのをだれも責めはしない。
すこし休んだらまた、自分のペースで歩み始めるのがいい。