為替レートがようやく平熱になってきた。


 円が安くなってます。現在約120円、リーマンショック前の水準です。このあたりが
日本経済には比較的快適な水準ではないでしょうか。これを円安になってデメリットが・
と言う人の気がしれません。人間の体で言えば、ようやく平熱に戻ったところです。
 いままでがひどすぎた。民主党時代76円だよ・・逆に言えば約63%になった。
つまり最高時に比較して37%割引適用です。閉店間際の生鮮食品値引きクラスです。

 日本人の給料が変わらないとすれば、ドルからみれば日本人は約4割引きで働くことに
しましたと言っているようなものだ。これすごいことです。
 怪しげなグローバル経済学者が外国人労働者の導入を論じて、日本人の給与水準を下げ
ようとしていますが、その必要がなくなってきました。

 危機をあおって雑誌を売らんとする評論家が1ドル200円に向かって危機が・・
といってますが、200円上等じゃないですか。120円でもうパナソニックやシャープ
が生産を国内に移管しようとしています。
200円になったらロケットでしょう。外国の企業でも生産拠点は日本にしたくなります。

 ただし、輸入のエネルギー価格は上昇するのでまず原発は随時再稼働させる。
 ここまで円安になったら自前エネルギー開発に予算をつけるのも必須になってきます。

 幸いなことに原油価格が暴落している。日本にとっては天佑だ。どこまで下がるか・・
よーく見ていて、底になったら、スコーンと石油系債権に投資。元の金額までは戻らないかも
しれないが、ある程度のもどりは絶対あるはず。たぶん儲かる。しかし投資は自己責任で・・