選挙の季節がやってきた

 7月は参議院選挙だ。都知事問題をはじめとして、どうしてこんなヤツが・・と思うことが
毎度繰り返される。たとえば自動車を運転するには運転免許、筆記と実技を勉強して合格した者
だけが手にすることが出来る。交通安全のためには当然だ。医師免許、こちらだって言うまでも
ない。免許がなくても手術を任せられるのは漫画のブラックジャックだけだ。

 一方、議員先生はどうなんだろう。被選挙権はほぼ年齢だけでだれでも立候補できる。
勝つためにはお金の問題や、集票の組織力などの要素は必要だ。であるが、ここにその人物の
資質という要素はない。野々村議員や舛添元知事、古くは青島幸雄、横山ノックとなれば
どうなんでしょうか?怖いほどの浅知恵で「少なくとも県外」といってすべてがひっくり返った
総理。「2番でいけないのでしょうか?」ボクサーがリングに上がる前に「負けてもいいでし
ょうか?」と言われたら、一生懸命育ててきたコーチやトレーナーはどんな気持ちでしょうか?

 とりかえしのつかないことがあります。小学生にメスを握らせて難しい心臓外科手術をやる
バカはいません。ところが法律作成の段階で、この取り返しのつかないことをいとも簡単に
「その時はこんなことになるとは思わなかった」程度の浅薄な認識で通ってしまうことが
あります。ほんとに日本の国益のために自分はどのような行動をとるべきか、しっかりとし
た考え方を持った人を選別するためにも、議員資格免許制度を設けてほしいものです。
立派な議員も沢山いらっしゃいますが、あまりにもひどいのが、与野党含めて多すぎます。

 米国では聖書の上に手をおいて、誓いをするようですが、日本であれば日の丸の上に
手をかざし「日本の国益と日本国民のために全身全霊を打ち込みます」という誓いの儀式
をしてほしいものです。我々の税金で働いてもらうのだから当たり前のことだと思います。