立候補することとは

 小生の知人で、市会議員の息子がいる。「選挙の時は大変だろう。」
「ところでお前は選挙に立たないの?」と聞いてみた。彼曰く、小さな
町の議員なら、よほど変な人間でもなければ、周りの党などの支援があ
れば、なんとか議員には当選できるのだという。これが組織力というこ
とのようだ。「オレだってその気になれば、当選できるぜ。」とのたま
った。おそらくその通りだろう。

 さて、当選して議員という職業でメシを食うならそれでいいだろう。
つまり党とか、選挙の時にお世話になった支援団体の言うことをきいて
いればいいのだ。指示に従って賛成、反対に起立するだけのことだ。

・・となると、つまり例えば、この都知事選となれば、野党連合が
支援する鳥越氏、自民都義連が推す増田氏は、知事であって知事に非ず
それはつまりマリオネットになるのではないだろうか。前回はあまりに
出来の悪い人形だったので、長持ちせずに途中で廃品になっちゃった。
 たのむから今度は長持ちしてほしいという願いで増田氏か・・あるい
は、今度はめだたないようにそっと甘い汁を吸いたいのか。

 さて、支援に感謝し、なにも考えず指示に従っているだけならまだましだ。
急に変節し、あるいは本性を現し支援者を無視し自分の力で当選したと
思い始めてしまう思い上がった輩になってしまう人間がいる。かの号泣
議員であり、ホテル三日月宣伝のM元知事がその部類だろう。

 こう考えると、ひとり1票の選挙ではあっても、利害関係のある集団
が支援した場合、本当の選挙といえるのかどうか。つまり利害関係が
全くない場合は、選挙に行かないことになる。これは皆の意見の反映
といえるのか?

 都民であっても、知事が誰になろうがそれほど自分には関係ないと
思っているかもしれないが、あまりに無関心だといつの間にか
集平均とかパク・ヤネとかモハメド・ヨネとかの外国人が知事になっち
ゃうかもしれないよ。そして中国語が公用語に・・憲法の上にイスラム
法が来たり・・とか
 よーく調べて投票しましょう。小生は埼玉だから投票できないけど。