しょーもないアドバイス

 我が小6の娘が言う。学校からの課題なんでしょう 「自由勉強 何したらいいのかわからない。」
小生が言う。「読書感想文でも算数計算でもなんでもやればいいんじゃないの。」
 確かに自由課題だから何をやってもいい。どうも何をすればいいのか思いつかないようだ。

「よしわかった。作文にしろ。まずタイトルは・・フランス大統領について。」

「そんなの わかんないよー。」

 ちょうどフランス大統領にマクロン氏が当選した時のことである。

「じゃあ、お父さんの言ったとおりに書け。・・  」

 マクロン氏は若いとき、企業に勤めていた時も大変優秀で、出世したとのことである。しかしながら
若くして圧倒的な実績を残すということは、なにかしら強引で乱暴な手法を使わざるを得ないであろう。

 実生活においては高校時代の学校の先生と結婚したのであるが、逆年の差婚ということで、女性の
立場からはなにか美しい物語のように語られるが、よく考えれば、この先生にはご主人と子供もいたの
である。
 その家庭からお母さんを引っぺがして奪ってしまう。当然そっちの家族はぶち壊しだ。これほど乱暴
なことがあるだろうか。仮に好きであっても、相手の幸せを祈り、その家庭に踏み込まないのが本当の
愛であるはずだ。

 やや童顔のルックスの下に、いやむしろそのルックスを隠れ蓑に強引で乱暴な国家運営をしていくの
ではないか。ドイツに歩調を合わせ、緊縮財政を強引に推し進めフランスをデフレ化するのではないか。
これからのフランス国民のことが心配である。・・・・

 「・・という風に書きなさい。」と言ったら「却下!」 の一言だった。

今度は 学年生徒全員で社会科見学、国会議事堂などに行くという。

 「国会議事堂で総理大臣に会ったらこう言いなさい。」

 「このたびは、埼玉出身の豊田議員が大変ご迷惑をおかけしました。我々埼玉県民を代表して
心より おわび申し上げます。」

 「と言って頭を下げなさい。」と言ったら これも即 「却下!」 だった。

 一応、わが娘は常識と空気を読むことをいつの間にか身に着けてるようだ。時には空気の流れを理解
し、必ずしも流れに乗る事ばかりが正しいことではないという知恵がつく日もくるのだろう。