ゾンビと 鬼と・・

 昔からの恐怖映画(この表現古いか・・)で
ドラキュラにかまれるとその噛まれた人間がド
ラキュラになってしまう。最近では同じくゾン
ビに噛まれるとその人もゾンビになる。
 ゾンビになると持っていたはずの理性は完全
に破壊され、欲望によって人間におそいかかる
事が生活の大部分となる。

 今年の大ヒット映画「鬼滅の刃」では鬼に噛
まれて半分鬼になってしまった主人公の妹がい
る。
 猫を飼っている猫好きの御仁なら、これまで
に甘噛みとはいえ、少なくとも1度や2度は猫
に噛まれているだろう。噛まれた人間は猫化す
る。猫化とは 外見は人間なのだが性格が猫化
するということである。つまり人の言うことを
聞かない。子供時代に猫に噛まれた小生も半分
猫化している。これは遺伝するのか、猫を飼っ
ていない現在、一度も猫に触れたことないはず
の我が娘も人の言うことを聞かない。あるいは
伝染力があるのか、我妻も人の言うことは聞か
ない・・
 冗談はこれくらいにして、映画「鬼滅の刃」
では強大な鬼と闘う鬼殺隊の剣士煉獄杏寿郎は
この鬼に勧誘される。「お前も鬼の世界に入れ」
 鬼の世界に入れば毎日がさらに楽しくなるぞ
生きがい、やりがいがあるぞというような誘い
である。

 つまり、ゾンビになればもう噛まれない。君
もゾンビになりませんか?ということである。

 現在政界には「親中、媚中」あるいは隠れ親
中と呼ばれる代議士が野党はもちろんのこと与
党にも沢山いる。よく理解できないのは宗教を
徹底禁止しているはずの中国共産党に宗教組織
を母体とした公明党の人たちまでが親中である
ことである。中共は中華思想(もはや宗教)と
いう周囲に向かって拡張する主義を隠そうとも
せず、周辺国を次々と侵略していく迷惑でかつ
危険な存在となっている。国際ルールは無視、
あるいは自分たちに都合のよいようにルールを
曲げるのになんの躊躇もない。自由を求める者
は即逮捕、収監、洗脳教育。あるいは粛清。
 社会的、人道的という概念はない。

 ゼニトラかハニトラか知らないが親中派にな
り、うまく取り入ると、経済的利益を手に入れ
ることが出来るのだろう。デメリットがあると
すれば自由を捨て、生殺与奪の権を譲り渡す事
だろう。もちろん、鬼たちの役に立っている限
り手厚いのである。だから一度鬼化したら容易
に人間に戻ることはできない。かくて、親中派
議員は辞めるまで親中派から戻ってこれないの
である。逆らえば、「汚れ仕事」を請け負う組織
が影に日向に本人及び家族親戚まで威力を及
ぼす、となれば脱出は不可能。この世から逃げ
るしかないのである。
 
 どちらの世界で生きるのか、それはあなた次
第だ。鬼の世界に誘われた煉獄杏寿郎はどのよ
うな決断をしたのか・・