2022.7.8 日本中が悲しみに沈んだ。

 選挙期間中とはいえ、平常業務の事務所で昼
近くに突然のニュースが飛び込んだ。安倍元総
理が銃撃され心肺停止の第一報。
 「うわー、なんだよこれ、こんなことがあっ
ていいのかよ!」胸のあたりで異物があばれて
いる。「なんとか、戻ってこい」という祈りも
むなしく夕方には「死去」の報道。「だめか・」

 こんな終わり方到底納得できるわけがない。
 日本中に黒い霧が覆いかぶさったかのように
心はふさがれた。

 すでに荼毘に付せられたが、葬儀にあたり報
道で見る氏の遺影は白シャツ姿、腰に手を当て
穏やかに微笑んでいる。背筋をのばし溌剌とし
た立ち姿。元気いっぱいのこの画を見ると、そ
れゆえ逆に悲しみが胸を締め付ける。

 まだまだやり残したことがあるだろう。ロシ
ア終戦後も見てみたかっただろう。
 ご冥福を祈るしかない。

 許せないのは犯人である。理由は様々報道さ
れているが、人殺しは絶対に許されない。
 人によって命の軽重があるのかどうかは分か
らないがウクライナに攻め込んだP氏はこの何
千倍も許されない。

 遠因となるカルト宗教やイデオロギー、悪意
の報道、マスコミなどろくなもんじゃない。
 犯人はこうした情報に洗脳されたという説も
ある。

 クサレ情報が氾濫しているこの社会、我々は
正しく考え判断できるようにならなければなら
ない。難しいことではない。「ん?何か変?
どうしてそうなるの?」ネット情報も色々、
調べるのがいいだろう。

 安倍氏の居なくなった日本、それでも正しい
道を歩んでいかなくてはならない。
                 合掌